ヨルダンとの戦いを終えて

起きてからすぐに一緒のホテルに泊まっている彼とご飯を食べに行くことにした。近くにある屋台でたくさんの人で溢れていた。チーズにオリーブオイルをかけたやつ。ツナみたいなのにオリーブオイルかけているやつ。フレッシュ野菜。にパン。結構パサパサの固いパンでインドのチャパチィに似ている感じ。

 

それを朝食に彼と一緒に食べた。むちゃくちゃ陽気でいい意味で適当な彼は、いいキャラの持ち主だった。

 

ご飯を食べ終わってから彼とヨルダンのナショナルフラッグを見に行くことに出かけた。このナショナルフラッグは世界で一番くらいらしい(2007年地球の歩き方参照)

 

そんな説明を彼から受けてフラッグに向けて進んで行く。

 

丘の中にある街アンマンは山あり谷ありで、アップダウンが激しいです。階段を上ったら今度は降る。最高なトレーニング場所がここにはあった。

 

谷あいに四角く無彩な建物たちが良い雰囲気を放ち、イイネ、イイネと進む僕たち。初めての道を開拓している時は冒険している気持ちになった。

 

ナショナルフラッグに近づくと有刺鉄線で四方を囲われていた。入れないのを分かったのでいい撮影ポイントを探すために公園に入った。公園には子供たちが走り回ってはしゃぎ、お母さんたちは座ってお茶していた。その中で家族連れで来ていたグループに話しかけたらパンもらった。コーラとじゃりじゃりのパン。このじゃりじゃり感が砂なのか、一緒に入っていた肉団子の周りについている衣なのかわからないけど、じゃりじゃり感が半端なかった。

 

陽気な彼らは英語が全く通じないけど僕らの話に耳を傾けてくれて、写真にも快く撮らせてくれた。女性たちは撮った後消去してって言われたけど、みんな一生懸命コミュニケーションをとっていて楽しい空間だった。その後、サッカーをお父さんと子供達と一緒になってボールを蹴った。

 

ボールで広がるコミュニケーションの幅に力を感じつつ、大人が本気でプレーし子供たちをボコボコにする本気感が伝わってきて勉強になった。ガチなんだもん。やっぱガチでやらないと楽しくないと思って僕もガチでプレー。結果3点くらいとった。

 

サッカーっておもしれぇ。一緒にプレーした彼は足から流血してるし、僕は足蹴られてむっちゃ痛かったけど、楽しかった。

 

ボールを蹴れば一気に仲良くなれる。サッカーってすごいスポーツだな、、、

 

中東って怖いイメージしかなかったけど、みんな優しくて外人に対して興味津々にかけてくる人が多い印象を受けた。騙してくる人も中にはいるけども人の優しさに触れると嬉しい気持ちになる。

 

 

だけど、一部の子供たちが二言目に言う「please  money」って言葉に萎えたりする。この言葉を教えたのは誰なのか?とか、実際にお金をあげる人がいるんだろうなとかいろんな考えがいっぱい浮かぶけど、そんなもの全てぶちまけて萎える。

 

しかもないよって言ったら、「fuck you」って、、、

 

意味分かって使ってるかわからへんけどいい気持ちにはならないな、このやろう。

 

よくサッカー日本代表が中東勢と戦う時に、変な幼稚なプレーや演技に苦戦するのはこんなことなのかなと思いながら太陽にやられた僕はすぐ寝た。

 

 

みなさん、中東の笛には気をつけて下さい。

 

よし。アウェーに負けじと日本代表としてやったろ。

 

 

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コメント: 2
  • #1

    だんちゃん (木曜日, 28 7月 2016 01:48)

    関さんがサッカーガチすぎて、子どもと僕は引いてました笑

  • #2

    ryucut (木曜日, 28 7月 2016 16:48)

    ダンくん
    絶対に負けられない戦いだからね。笑。